60体近い数の衣装。アイテム数にすると300近くにものぼる数の衣装を
人物プランナー藤野マコがプランニング。
そして被り物アレンジャーeicoが衣装製作リーダーとなって、
ヒトノイロが衣装を形にさせていただきました。
演出の宇治川氏から最初のオファーを頂いたのが7月上旬。
正式に契約しないまま時が流れ、
いよいよ製作期間が実質2ヶ月半・・・いやおおよそ衣装合わせまで2ヶ月しかない・・・
プランに半月、材料探しにも時間を要する。
間に合わないかもしれない可能性がある為、
実は辞退を申し出ていた。
それでも宇治川氏は「今回は藤野さんの世界観で行くと決めている」とおっしゃるので、
「間に合わないかも」という可能性を排除し
意を結して「間に合わせる」と決めて承諾することにした。
こんな裏話が実はあったのだが、
幕が開いてしまえば、過ぎたこと。
キャストを始め、観客の皆様にも喜んでいただけたような肌感がある。
私はひと足さきに次の仕事に取り掛かるため、東京を後にするが、
千秋楽まで舞台は続くので、一人でも多くの人に観ていただきたい。
最後に、今回の舞台は私自身得意な分野の衣装だけあり、
大いに楽しませて頂いたこと、感謝しています。